建築家気取りの勘違いした設計担当だけは勘弁していただきたい

ハウスメーカーの設計担当には、自分がちょっとした建築家であると勘違いしているヤツが意外といます。
ここからは、そんなおめでたい設計担当が誕生するに至った、悲しい実話です。

ある男は、アトリエ系の設計事務所に入って雑誌に掲載されるような物件を手がけたいという夢を持っていた。
でも、いざ就職活動をしてみてわかったのは、アトリエ系事務所の悲劇的な給与体系と、ハウスメーカーの給与体系の充実ぶりだった。
そして、ハウスメーカーでも「家づくりという仕事には違いない」と自分の都合の良いように考え、就職先としてハウスメーカーを選んだ・・・。

とまあ、こんな程度のことで将来を決めるような、そんなゆるい気持ちでハウスメーカーに入った奴が、建築家気取りで仕事をすることほど、お客さんにとって迷惑なことはありません。

建築家気取りな設計担当を見分けるポイントは、

・尊敬している建築家について語る。しかも、一般人にはほぼ無名の建築家。そういう建築家は、建築学科の学生には有名。
・プランをたくさん書きたがり、お客さんを喜ばせようとするが、選択肢が多すぎてお客さんを惑わせるだけ。
・革で出来た高級そうなペンケースを使っている。でも電卓はショボイ。
・派手なワイシャツに、カフスボタンを装着済み。クレリックシャツ大好き。ピンク色大好き。
・芸能人のようなメガネ。宮川大輔みたいなゴツフレーム、もしくはレンズにうっすら色が入っている。
・あごひげ。無精髭。
・愛車がアルファロメオ、もしくは水冷式の頃のワーゲンビートルのような、「俺ってちょっと人と違うよね」的な車

などなどがあります。

つまり、サラリーマンっぽくない言動や出で立ちをしている連中です。
しかしその一方で、社内建築家制度のような体制を整えて、建築家風の設計担当を要請しているハウスメーカーもあります。
お客さんの志向によっては、ハウスメーカーの施工とアフターサービスという安心は欲しいが、ハウスメーカーの画一性は欲しくないという人もいて、そういうワガママなお客さんにはズバッとハマるわけです。

とはいっても、正直いって、そんなお客さんは超少数派。ハウスメーカーに家づくりを頼むという時点で、画一性上等、規格通りの施工希望なわけです。

そもそも、ナンバーワンよりオンリーワンが欲しいお客さんは、最初からハウスメーカーなんて検討しませんから。
だっていままで見たことも味わったこともない空間がほしいんですから、展示場があるという時点でアウトです。

ハウスメーカーで家づくりをお願いすることになったらい、悪いことは言いません、まっとうな常識を持ち合わせているであろう設計担当にあたることを祈りましょう。
ハウスメーカーのシステムを、正しく、淀みなく活用でき、現場でも職人さんが困惑すること無く施工できる図面を作れること。

お客さんと真正面から会話をしてくれて、一生懸命仕様を説明してくれる設計担当。
営業マンや現場監督にも一目置かれるような、ミスが無く段取りが完璧な設計担当。

こんな設計担当に図面を書いてもらえれば、あなたの家づくりは成功すること、請け合いです。

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