建築士の資格を持っている設計担当

ハウスメーカーの設計担当は、建築士の資格を持っていない担当者もいます。

そして日常の設計業務において、建築士の資格の有無はほとんど関係がありません。

なぜなら、ハウスメーカーは各社独自の設計マニュアルが充実していまして、それらから必要な情報を引き出し、組み合わせる能力があれば、そうそうおかしな設計にはならないようになっています。
だから、自分の担当になった設計担当の名刺に1級建築士、もしくは2級建築士の表示がなくても残念に思う必要はありません。世の中のカリスマ建築家と呼ばれる人でも、建築士の資格を持っていない人もいるくらいです。
自動車免許を持っている人が全員、運転が上手なわけではないですよね。
それに近い感覚です。

しかしそうは言っても、建築士の資格は無いよりはあったほうがいいに決まってます。
できれば1級が望ましいです。
ハウスメーカーに就職できたくらいですから、曲がりなりにも大学の建築学科くらいは卒業しています。
最低でも専門学校の建築科位は卒業していて、建築士の資格を受験する条件は備えています。

私の経験から、2級建築士は誰でも合格します。これは間違いありません。学科試験は3ヶ月勉強すれば十分です。製図の試験は、それこそスポーツだと割り切って、とにかく図面を描く練習を重ねればこれもやはり合格します。
したがって、さまざまな事情があるにせよ、30歳にもなってまだ2級建築士さえ持っていない設計担当は、決定的な欠陥があるといっても過言ではありません。自分に甘いと断言しても良いでしょう。
そんな人があなたの為に誠心誠意、設計してくれるでしょうか。

ハウスメーカーは設計事務所としての側面もありますから、法律で定められた人数の建築士が在籍していなければなりません。各事業所ごとに管理建築士という、その設計事務所の設計リーダーが必ず在籍し、その人は当然建築士の資格がなければなりません。
つまり、建築士の資格を持っていない設計担当は、会社からの期待に応えられていないとも言えます。
さらに、建築士の資格をとるべきであるのをわかっていながら、放置している状態なのです。
職務放棄に近いとも言えます。

ハウスメーカーの、あなたの設計担当が建築士の資格を持ってるなら、必要最低限の責任感はあるでしょう。
見た目がベテラン風なのに建築士の資格を持っていない場合、営業マンにでもこっそり探りを入れたほうがいいかもしれません。
「この設計担当、大丈夫ですよね?」と。

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