打ち合わせで、全然決めようとしないお客さんにはホトホト困る

ハウスメーカーで設計していて、「手強いな」と感じるお客さんのうち、勘弁して欲しいタイプのお客さんは「全然決めない」お客さんです。

いろいろ勉強していてこだわりが大変強く、希望に叶う仕様を探しだしたり、納まりを考えなければならないお客さんも手強いですが、まったくポリシーやライフスタイルがなく、好き嫌いも特に無く、とりあえず生活するハコが欲しいだけ、というお客さんも相当手強いです。

なにしろ、仕様の打ち合わせで、こっちがどれだけ提案しようと、同じことを違う言い方で何遍も説明しようと、ウンと言わない。
かといって、イヤだとも言わない。

その結果、何も決まって行かない。間取りはおろか、じゃあ、屋根の色とか壁の色とか、そういうことなら興味をもつかとおもいきや、何を問いかけても梨のつぶて。暖簾に腕押し、糠に釘。
よく研いだ包丁でトマトを切るような、とにかく全く手応えがありません。

寝室の壁紙を決めるのに、半日かかったこともありました。
その時はもう、喉どころか、前歯の裏まで、「寝るだけなんだからなんでもいいだろ。無難な白っぽいオススメの壁紙にしとけ」というセリフが出て来ていました。

もちろん、そんなこと口には出しませんが、おそらく目は語っていたと思います。

今から家を建てようという方、悪いことは言いません。
自分たちがどんな家を作りたいか、どんな部屋で暮らしたいか、多少でもイメージしておいてください。

悩むのも結構、変更も結構ですが、何の考えもなく全く好みがない人、暮らす場所だけが欲しい人は、注文住宅でなく、建売住宅かマンションをおすすめします。

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