建築施工管理技士の資格を持っている現場監督

建築士の資格を持っている現場監督は、持っていない現場監督より、多少マシだということは以前申し上げましたが、建築士の資格よりもさらにマシなのは建築施工管理技士の資格を持っている現場監督です。

ハウスメーカーの現場は、少しでも利益を出すために、かなりのシステム化が図られていて、ゼネコンなんかの現場に比べると現場監督の仕事は相当簡略化されています。
現場の段取りもしますが、対施主への報告、連絡の方が重要となります。最終的には現場知識より、コミュニケーション能力や営業力のほうが求めらるということです。

しかし、いくらハウスメーカーの現場とはいえ、工程の全てが既成の部品で成り立っている訳ではありません。
建築物の要となる、基礎。
基礎は現場で型枠を組んでコンクリートを打って造ります。
ちなみに、コンクリート工事を行うことを「打設」と表現し、コンクリートは「打つ」ものなのです。

ちょっと脱線しましたが、基礎工事や外構(庭まわり)の工事は現場で、いわゆる「一点もの」を造るわけですから、この工程ではハウスメーカーの現場監督にも技術力が求められます。
そこで、建築施工管理技士の資格が役に立ってくるわけです。

住宅を建設する前には、一部の例外を除き、建築確認申請を経て工事に着手しますが、その申請書の中で、設計者と工事監理者はそれぞれ記載するようになっていて、いずれの担当も建築工事においては責任の所在を問われる職種であることがわかります。

そんなわけで、ハウスメーカーの現場監督に名刺をもらった時に建築士の資格が有るとなかなか有望ですが、建築施工管理技士の資格があると、一層かんばしいと言えます。

もっとも、資格だけ一生懸命とって、その他の努力をないがしろにしている、「ザ・テキトー」な担当もいますから、油断は禁物です。

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