胃がんで死なないためにやるべきこと

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胃がんで死なないためにやるべき2つのこと

ピロリ菌に感染しているかを調べる

ピロリ菌に感染しているかどうかについては、こちらの記事も参照してください。

ピロリ菌の存在を確かめる内視鏡を使う検査
ピロリ菌の存在を確かめる内視鏡を使わない検査

簡単にまとめると、ピロリ菌の抗体を測定したり、呼気試験により測定することです。

自分の胃の粘膜の状況を正しく知る

胃の粘膜の状況を知るためには、内視鏡による検査、診察がもっとも有効ですが、血清のペプシノーゲン測定でも十分な効果が得られます。

逆に、胃のバリウム検査では胃の粘膜の状況まではわからないため余り意味がありません。

ピロリ菌の検査が陰性で、胃の粘膜の状態も正常であれば、1年に1回の健康診断等で定期的に検査を行えば十分です。

ピロリ菌感染が陽性ならば即時に除菌を行い、予後を観察すれば胃がんリスクは激減します。

ピロリ菌感染が陰性でも、胃の粘膜の状態が芳しくない場合も、定期的な検査を受ければ、胃がんが発見されても早期発見となるため、治療により完治しやくす死亡リスクをぐっと減らせます。

2つの検査で何がわかるか

ピロリ菌抗体検査と血清ペプシノーゲン測定によってわかることは、胃がんにかかっているかどうかではなくて、胃がんになりやすい胃の粘膜なのかどうかです。

胃がん撲滅でどんな効果があるか

日本では、40歳以上が胃がん検診の対象となっていますが、理論的根拠が乏しいのが実情のようです。
なぜなら、50歳未満の胃がんによる死亡者数は、胃がんによる死亡者数全体の4%弱だからです。

かつては、ピロリ菌感染者が多すぎるため、ピロリ菌の除菌治療は胃潰瘍などの症状が現れる前の胃炎の状態では保険適用から除外されていました。

しかし、2013年4月から、慢性胃炎であってもピロリ菌感染が確認されれば保険が適用され、少ない自己負担でピロリ菌の除菌治療を受けることができ、胃がんにかかるリスクを、病状が軽いうちから減らすことができるようになりました。

その結果、日本の財政を圧迫している医療費に与える影響も大きくなる予定で、胃がんにかかっていた医療費が数千億円単位で削減できる試算となっています。

ピロリ菌の早期発見、胃の粘膜の状況の把握のこの2つをしっかり行うだけで、胃がんによる死亡リスクを激減できるばかりでなく、国の財政健全化にも役立てるとあれば、もはや検査を受けない理由はありません。

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