ピロリ菌の除菌療法とその流れ

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photo credit: gwire via photopin cc

ピロリ菌除菌療法のフロー

除菌療法を受ける患者はこんな人達

ヘリコバクター・ピロリ感染症が疑われる患者のうちで

1内視鏡検査や造影検査で胃潰瘍、十二指腸潰瘍と診断された
2胃MALTリンパ腫と診断された
3突発性血小板減少性紫斑病と診断された
4早期胃がんに対する内視鏡的治療後胃の人
5内視鏡検査で胃炎と診断された

以上の5つのケースに該当する場合は、ピロリ菌に感染しているかの検査を行います。

ピロリ菌感染の検査が陽性の場合

ピロリ菌感染が判明した場合は、一次除菌療法として、7日間の治療を行います。
治療と言っても、ピロリ菌除菌のための薬を7日間連続で飲むというものです。

ピロリ菌除菌療法の注意点

確実にピロリ菌を除菌するために、医師から指示された薬を決められた期間に、指定の用量、用法で正しく服用しなければなりません。

具体的には、朝、夕の食後に胃酸の分泌を抑える薬を1種類、抗菌薬を2種類、合計3種類の薬剤を服用します。

この時に大切なのは、途中で服用をやめたり、服用するのを忘れたりすると、ピロリ菌に耐性ができてしまい、除菌の薬が効かない性質になってしまうということです。

また、胃酸の分泌を抑える薬を飲む関係で、飲酒はやめておきましょう。
胃が荒れて、胃潰瘍に発展する可能性もあります。

ピロリ菌が除菌できたか、検査して確かめる

7日間のピロリ菌除菌療法を終了したら、4週間以上の期間を空けて、再度ピロリ菌感染の検査を行います。

ここで、ピロリ菌が見つからなければ、除菌は成功です。

一次除菌療法の成功率は、およそ80%と言われています。
除菌がうまくいかなかった場合は、二次除菌療法を行います。

ピロリ菌の二次除菌療法

ピロリ菌の二次除菌療法は、基本的には一次除菌療法とやることは同じです。

異なるのは、2種類の抗菌薬のうち1種類を別の種類の抗菌薬に変えるところだけです。

つまり、薬局でもらった薬を一次除菌療法のときと同じように7日間、朝夕の食後に服用すればいいのです。
当然ですが、二次除菌療法の際も、飲酒は控えなければなりません。

一次除菌療法と二次除菌療法を合わせた除菌成功率は95%を超えていて、2回めまでで殆どの人は除菌に成功します。

ピロリ菌が除菌できたか、再び検査して確かめる

二次除菌療法を終えたら、4週間以上あけてピロリ菌感染の検査を受けます。

これでピロリ菌の存在が確認できなければ、無事、ピロリ菌の除菌は成功です。

除菌さえしてしまえば、胃がんのリスクがほぼなくなったものと考えられますので、精神衛生上たいへん喜ばしいことです。

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