ピロリ菌除菌療法と副作用について

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ピロリ菌の除菌療法での副作用とは

胃がんのリスクを激減させ、体調も良くなるというピロリ菌の除菌療法。
しかし、ピロリ菌の除菌療法は特殊な治療のため、副作用を伴います。

どういった副作用があるのでしょうか。

副作用その1:軟便、下痢

読んで字のごとく、便が柔らかくなる、もしくは下痢になる症状です。

これは、ピロリ菌の除菌療法で飲む薬によって、腸内環境が変化したり、腸管に刺激が加わることにより起こるものと考えられています。

私は、服用を始めた翌日の早朝は、お腹がゴロゴロした感じで目が覚め、起きてすぐ排便がありました。
食あたりのような苦しい下痢ではなく、よく消化吸収されずに水っぽくて柔らかい便でした。

汚い話ですが、排便は健康のバロメーターですし、毎日のことなので大変重要です。

副作用その2:味覚異常

食べ物の味がおかしいと感じたり、食事の際に苦味や金属のような味を感じたりすることがあるようです。

幸いにも私は、とくに味覚異常を感じることはなく、普段と同じように食事をすることが出来ました。

味覚異常になったとしても、2,3日で元に戻ることがほとんどのようです。
当然ですが、お酒は飲みませんでした。

副作用その3:AST(GOT)の変動、ALT(GPT)の変動

これは肝臓の機能を表す検査値の変動のことで、自覚するのはたいへん難しい副作用かと思います。

AST(GOT)とはアスパラギン酸・2-オキソグルタル酸とグルタミン酸・オキサロ酢酸との間のアミノ基転移を行う酵素のことです。

また、ALT(GPT)とは、アラニン・2-オキソグルタル酸とグルタミン酸・ピルビン酸との間のアミノ基転移酵素のことです。

詳しい働きは、薬剤師か医師にでもなりたい人でもない限り知る必要もないと思いますが、これらの値が大きくなると、肝臓の細胞に障害があるとされ、ウイルス性肝炎、アルコール性肝炎、肝硬変、肝細胞癌、脂肪肝、過食性肝障害、うっ血性心不全、ショック後の中心静脈周囲壊死などの症状がある場合はASTやALTが高くなっているそうです。

検査してみなければわからにことですので、気にしすぎないようにするのが賢明です。

副作用その4:アレルギー反応

ピロリ菌の除菌療法の副作用として表れるアレルギー反応は、発疹やかゆみが起こるというものです。
日常生活で特に異常がないのに、除菌療法をはじめてからかゆみが表れたりしたら、副作用を疑ったほうがいいでしょう。

副作用がひどい場合は、まず医師に相談する

発熱、腹痛を伴う下痢や血便、アレルギー症状が起こった時

このような症状が起こった場合は、除菌療法を中止して、直ちに医師に相談しましょう。

軟便や軽い下痢、味覚異常の場合

この程度の副作用であれば、気にせず除菌療法を続けましょう。

自分の勝手な判断で、薬の量を減らしたり、服用を中止してしまうとかえってピロリ菌の耐性を強めてしまうことにもなりかねません。

ただし、日に日に下痢や味覚異常がひどくなっていくような場合は、まずは医師に相談し指示を仰ぎましょう。
いずれにしても、専門の知識がないのであれば、自分の感や経験を当てにしないのが得策です。

除菌療法が終了した後にも何か問題が起こるの?

除菌療法終了後の胸焼け

ピロリ菌の除菌が成功した人の中で、ケースとしては少ないものの胸焼けを感じる人もいます。

みぞおちの辺りから胸の下のほうへかけて、焼けつく、あるいは、熱くなるような不快感があったり、のどのほうまで上がってくる感じがあり、痛みをともなう場合があります。

これは逆流性食道炎を発症していて、ひどい場合は医師に相談してください。
原因としては、除菌療法の終了により胃酸の分泌が正常になったためと考えられています。

一時的なケースが多いようですが、ひどい場合は適切な処置が必要です。

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