ピロリ菌によって引き起こされる病気とは

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photo credit: AJC1 via photopin cc

ピロリ菌に感染するとまずは必ず慢性胃炎になる

ピロリ菌に感染すると、数週間から数ヶ月で、100%の人が慢性胃炎になります。

正確に言うと、これは慢性活動性胃炎のことで、病理学的な胃炎のことを指します。

慢性胃炎により、長い期間炎症が続くと、胃粘膜の胃酸などを分泌する組織が消失した状態、すなわち萎縮性胃炎になります。

さらに進行すると、胃の粘膜が腸の粘膜のようになり、最悪の場合は胃がんとなってしまいます。

胃潰瘍、十二指腸潰瘍もピロリ菌が主な原因

胃潰瘍や十二指腸潰瘍の患者の胃には、殆んどの場合ピロリ菌が存在しています。

また、研究により、ピロリ菌は胃潰瘍や十二指腸潰瘍の発症、再発に関係していることがわかっています。

胃潰瘍、十二指腸潰瘍の患者のうち、約9割の患者がピロリ菌に感染しています。

ピロリ菌が引き起こす胃の病気

上記のように、慢性胃炎から、萎縮性胃炎となり、分化型胃がんへ進行する場合の他にはどんなパターンがあるでしょうか。

慢性胃炎から、萎縮性胃炎を経ないで、未分化型胃がんへと進行する場合もあります。

他にも、慢性胃炎から胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、機能性ディスペプシア、胃ポリープ、突発性血小板減少性紫斑病へと進行する場合もあります。

つまり、胃の病気のほぼ全ては、ピロリ菌により引き起こされる慢性胃炎が出発点となっているのです。

したがって、ピロリ菌が見つかり次第、速やかに除菌治療を受けることが大変重要なのです。

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