ピロリ菌の存在を確かめる内視鏡を使わない検査

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photo credit: Alex E. Proimos via photopin cc

ピロリ菌の検査:内視鏡を使わない方法

抗体測定

血中抗体検査は血液のピロリ菌に対する抗体の量を測定する検査方法です。

抗体とはピロリ菌を退治してくれる体内のタンパク質の総称です。
その抗体が高値であれば、ピロリ菌に感染していると診断できます。

尿を検体とする尿中抗体測定法は、判定が迅速で20分程度で済みます。
ピロリ菌に対する抗体は、生きている菌だけでなく死菌も抗原として認識し、特異的に反応します。

それを利用して、便中に含まれる菌に対して抗原の有無を判定します。特に胃疾患の症状がない場合でも、ピロリ菌の存在を判定できることはメリットです。

尿と便の検査も含めて、ピロリ菌の存在を調べる検査はどれも感度が90%以上あり、信頼度は高いと言えます。

尿素呼気試験

尿素を含んだ検査薬を内服し、服用前後で呼気に含まれる二酸化炭素の量を比較する検査方法です。

尿素呼気試験法はスピーディーなピロリ菌の検査で、ほぼ100%の検出率です。

ピロリ菌はウレアーゼに放出して、胃の中にある尿素がアンモニアと二酸化炭素に分解されます。

そのため、ピロリ菌がいると二酸化炭素が多く発生します。

呼気中の13C-二酸化炭素における13Cの含有量を測定すると、非感染時よりも大きく増加しているため、間接的に診断できます。

便中抗原測定

便を調べる便中抗原測定法は、診断や研究用途に作られたピロリ菌に対する抗体を用いた抗原抗体反応で調べます。

医師の判断にもよりますが、通常はいずれかの検査を併用することで、より確実にピロリ菌の存在を確かめるための検査とすることが多いようです。

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